タラコフスキー

宮本武蔵 般若坂の決斗のタラコフスキーのレビュー・感想・評価

宮本武蔵 般若坂の決斗(1962年製作の映画)
3.9
冒頭で武蔵が橋に刻みつける別れの言葉、子どもが河原の石に水で書く「武蔵」の二文字、終盤に和尚が般若坂の小石に書きつける「妙法蓮華経」など、エクリチュールの主題が3回提示される。
3年間城の天守閣に籠って本を読んでいた武蔵だが、やはり読むことと書くことは違う。実社会に出て、どのように筆を運び、刀を振るのかというエクリチュールのレッスン。
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