本物の血と涙と怒りと悲痛な叫び、そして爆撃。
生も死も、全てが本物。
監督が自問自答するように、『自分に何ができるのか』をストレートに突きつけられる作品。
2年以上続く戦争の、ほんのごく一部の出来事。そのさらにほんの一部の95分を切り取った映像。
その95分間、私は、涙がとめどなく流れていた。
知っていても忘れてしまう、日々過ぎ去っていくだけの報道の限界。
これを映画として残すことに意義があり、これを作ってくれた製作陣に敬意を表する。
アカデミー賞受賞時の監督のスピーチが、HPで読めるので、良ければ読んでほしい。
『この映画が作られなければ良かった』
https://synca.jp/20daysmariupol/