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夜明けのすべてのmakeabeelineのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます


髪切んの失敗して北斗がクソ笑ってるシーンとか、ヘルメット逆さに被った後戻して被りながら手合わせるシーンとか普通にめっちゃ笑い堪えた。かなり良かった。

メッセージ性が強い作品ってことは分かるんだけど、ちょっと範囲が広すぎじゃないか?って感じだぁ。
パニ症、PMS、片親、介護、死を乗り越えられない人々。
夜明け前が1番暗い。暗闇があるから膨大な未来を想像できる。って感じで明るく回収しようとしてんのはわかるけど、なんか闇が全然暗くないってゆうか(わざと明るく振る舞ってくれている?のかな)しんどさに共感しきれない部分も多かった。本人は辛いんだろうけど。まじで。周りがあまりにもいい人すぎてフワフワしすぎているように見えるし、病みが自分主体すぎてなんか、、うーん。(症状を抱えている方がいかに真剣に悩んでるかは承知の上で、非難してる訳ではない)
あと、症状と関係してるのかわからないけど変に天然ってゆうか、わざわざお菓子の残りカス食べたりお守りいっぱい買ったり、PMSの症状出た後に会社の車洗いにきたり、うーん。わざとらし笑笑ってなった。ここに恋心がないから余計なんか腹立たしい(個人的解釈)
こうゆう系統の映画は恋愛感情なく支え合う感じが魅力的なんですけどね。うーんなんかライバルみたいな立ち位置で前の会社の同僚が出てきたのがあれだったのかなー。なんかな。あと、栗田科学の社長の弟も自殺の割にはノートのラストに「実は…」みたいな展開もなく闇堕ち感ゼロだっから、???ってなった色々。
純粋に北斗さんは栗田科学の光なので誇りを持って頑張ってほしい。会社のこと好きになってくれてこっちが嬉しかった。ホワイトすぎて腹立たしいけど。

北斗さんがアイドル臭ゼロでシンプルに人間として頑張れ、って言いたくなる演技してたところはまじですごいです。普通に精神科医にネットの情報は声の大きい人のものだからね笑みたいなこと言われた時の顔大共感だったわ。
なんかもう、あんたこそ見た目で判断するんじゃないなって感じね。

他人に気を使いすぎるってしんどいよなあ。
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