パニック障害とPMSというテーマなのに重くならないのは出演者のなせる技でしょうか?いい意味で上白石萌音の起用はズルいと思う。
あの歩きながらミカン食べてるとこや、缶のポテチをラッパ食いしてるとこは反則級のシーン。みてて楽しいんですよ。
それがあるからこそ、ブラックモネに豹変したときのセリフは観てる自分にグサリと突き刺さります。怖かったなぁ…。演技うますぎだよ…
淡々としてますが前向きになれる映画。
どんな人間にもシンドイ時があるという事を提示してるのは素晴らしい。
そして助けてくれる場所は確実に存在してるということも示唆してくれてる。
作品に出てる会社はファンタジーだというのを逆手にとってますね。
三宅監督は光の映像を効果的に使うなぁ。
いい作品でした!