押井守作品。実写映画。
彼の実写映画の中で(実は10作品以上撮っている)唯一観た『ガルム・ウォーズ (2015)』よりは断然良い。
完全にアニメの撮り方だよなぁ(笑)と思いつつもそれなりに楽しめた。ロケハンは全てポーランド行われており、役者も日本人は出演していない。
しかしハリウッド映画なんかと違いSF作品において予算をかけられないのはキツい。低予算の中で巧妙にやりこなしている点は好印象だが、やはり予算をかけれるに越したことはない。
『ソードアート・オンライン』シリーズ(以下SAO)の原作者は本作にインスパイアされたらしく、確かに設定はソックリだ。そのSAOは今もなお人気作で大成功。方や本作は。。押井さん、アニメで撮れば良かったのに!なんと勿体無い。
最終的な感想が「アニメの方が良かった」とは本末転倒か。
因みに、本作の主人公の女性が『パルプ・フィクション (1994)』のミア・ウォレス(演:ユマ・サーマン)に似ている。完全に押井さんの趣味。
あ、それと本作も犬は出演しているのでご安心を(笑)
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『ガルム・ウォーズ (2014)』
https://filmarks.com/movies/59962
『パルプ・フィクション (1994)』
https://filmarks.com/movies/26701