退屈な日々をおくる17歳の少女。軍隊に入った彼を追い、自由を求め田舎から大都会へ移り住むも、破滅の道を辿ろうとする
荒んでるねー、フランクフルトのカイザー通りが舞台。80年代初頭のドイツバリバリにキマってる。カップルそれぞれ青春謳歌してるなと思う一方、どこか危なっかしい。彼女に振られ街をふらつき荒れ狂う彼。世間知らずの田舎娘が暗黒の世界へ引きずり込まれる。若さ故の過ち、危うさ脆さを軽いタッチでリアルに描く。
童貞臭いアイツが意中の女と恋仲に進展していくのが微笑ましい。オカマ叔父さん、バーの女といい登場人物の役割がちゃんとしててナイス。
