思ってた以上に渋い作品でした。王道といえば王道。非常に構成がシンプルで老若男女誰もが楽しめる古典芸能的な映画。
草彅剛くんの演技の幅広さはいつものことながら脱帽。
ただ娘役の清原果耶さんが明らかに現代的な整い方をした圧倒的美人顔過ぎて、この時代には全く馴染んでなかったのは、まぁちょっと仕方ないかなとは思いました。
本当にまるで一人だけ別時代の人間だって明らかに浮くほど目立ってましたけどね。
まぁ他に若い女の子が出てこないってのもありましたが。
碁盤斬りってそういう意味なんだろうな、ってのは観ながら想像してました、約束した時点で。
けどこの不器用な時代を生きる人々の描き方はかなり臨場感と説得力がありましたね、良作です。