映画バカ

窓ぎわのトットちゃんの映画バカのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
3.5
今の時代を生きる人たちに観て欲しい作品です。


昔から周りに馴染めない子は、先生から毛嫌いされていたんですね。
なので最初の学校から追い出されたトットちゃんの行き着いた「トモエ学園」の先生たちは本当に素晴らしい先生たちだったんでしょうね!

初日に小林校長先生が「お話しをしよう」とトットちゃんと向き合って、子どもが話したいことを全て話させる姿には感銘を受けました。

先生だけではなく、ご両親も素晴らしい方だったんでしょうね。


物語の前半は、色鮮やかだったのが、戦争期に入るとどこか色褪せた感じの表現も素晴らしかったと思います。
子供の目線で戦争がどういうものだったのかもしっかりと描かれていて、戦争を知らない世代にも心を強く打たれました。



1人の少女が主人公ですが、周りの人がいなければ今の黒柳徹子さんはいなかったのではないでしょうか。
映画バカ

映画バカ