窓ぎわのトットちゃんのきみどりのネタバレレビュー・内容・結末

トットちゃん目線のお話なので、目線が低く、見上げるようなシーンもあって新鮮だった。(校長先生が担任の先生怒ってるシーンもトットちゃんの覗き見だし)

戦争が進んで、今日からパパとママではなくお父様、お母様と呼んでみたいな話があったとき、「トットちゃんがスパイだと思われちゃったら大変でしょう〜？」みたいなことを伝えていたのは戦争のことをトットちゃんにそこまで怖がらせないようにするいい伝え方だと思った。

新しい電車の教室、校長先生がやすあきちゃんのために図書室にしたんだと思うとうるうるした。
トットちゃんがお便所に落としてしまったお財布を回収しようと頑張っているとき、校長先生は「終わったら元に戻しとけよ〜」って言うだけで行動を否定しない上に手伝わず見守るっていうのがすごいなぁと思った。

杏ちゃんと小栗旬もすごい良かった。

何度か途中入るタッチの違うアニメーションシーン、ダンボが酔った時に見る映像をちょっと思い出した。

最後、青森へ向かう途中の汽車の中から見えたチンドン屋さんのところに降りていかなかったのはトットちゃんが成長したからかな？と思った。