クリムゾンキング

肉弾鬼中隊のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

肉弾鬼中隊(1934年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

第一次大戦中、イギリスのある中隊がメソポタミア砂漠でアラブ人の襲撃を受け隊長が死亡。指揮を引き継いだ軍曹が部下を引き連れて砂漠のオアシスに辿り着くが、どこからともなく飛んでくる銃弾に仲間は次々に倒れ、しかも隊長が任務内容を明かさず死んだので隊の任務、目的地すら知らないのであった、、、

題名は超脳筋映画っぽいけど今風に言うとしリッド・シチュエーション。

朝起きたら歩哨が殺され馬も奪われ、さっきまで談笑してた仲間が一発の弾丸で死に、僧侶は狂人と化す。
序盤はそうでもないけど中盤以降どんどん面白くなっていくし、フランケンシュタインの怪物でお馴染みのボリス・カーロフが主役を食う勢いで狂気の僧侶を演じている。

ジョン・フォード的にはそれほど、と言う感じだけどそれ気にしなければとても面白い作品だった。