たまごまん

ぼくたちの哲学教室のたまごまんのレビュー・感想・評価

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)
3.7
宗派の違いによる紛争が残る地域で育つ子どもたちと学校の先生たちのお話

よくある啓発本が苦手な私からすると、スキンヘッドのムキムキ校長先生はちょっと😂
こどもの話をちゃんと聞いてくれるほんとうにいい人なんだろうけどね、
どちらかというとカウンセリングの女性の先生(糖尿病のお話する人)が好きだったかな〜

やんちゃどころか殴り合いを校庭で始めるこどもたち、ヒヤヒヤだった…。
訳もなく(訳があっても言葉にならない)いらいらすることって昔は沢山あったなと思い出したり。
映画が終わる頃には、ここにいるこどもたちが真っ直ぐ育ってくれたらいいなと思っていた。

争いを間近にしてもなお、同じ人間・家族だからと言う子など、
こどもって思っているよりずっとよく考えているし、大人が忘れてしまった心を取り戻させてくれるような深いことを言うもんだ

真摯な姿勢、誠実な対話、忘れずに生きたい
たまごまん

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