Kurage

わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~のKurageのレビュー・感想・評価

4.4
学芸員資格を取った身としてはすごくリアルで興味深い映画だった。

うろ覚えだが作中で「美術を美しいと思うのは、観ている人の心が美しいからであり、それはお金や宝物よりも価値がある」といったような言葉に共感した。多くの人にこの考えが根付けばいいと思う。

タイトルにある通り美術品は「わたしたちの」宝であり、国が守るべき財産であるのだから、 国民の血税を無駄遣いするくらいならどうか美術館に注いでほしいものだ。
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