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SUGA: Road to D-DAYのERIのレビュー・感想・評価

SUGA: Road to D-DAY(2023年製作の映画)
4.5
もう話すことがなにもなくなった。夢だって無くなってしまった。って始まりからは到底想像もつかない、遥か遠く深いユンギの思想の世界。今回リリースされた「D-DAY」は名盤だと思ってるんだけど、彼にはいつだって物語があって、彼の中の世界があって、それがずっとずっと深くて、とても先をいっているから。

こんないい男に惚れてしまったら、抜け出せるわけがない。なのに、冒頭黒ニット帽被るユンギがあまりにもポワポワしてて色白赤ちゃんすぎてきゅんすぎる。色気ダダ漏れなステージの上との高低差が半端ない。(こんなん惚れてまうやろ!のやつ)

ホールジーやスティーブ青木やアンダーソンパークのスタジオやお家な遊びに行って人見知りながらも音楽の話をする彼らの交流に嬉々としながら、やっぱり教授との時間がわたしの頭から離れなくて思い出しただけでも泣きそう。教授の前ではたくさんたくさんお話しするユンギも、ユンギの音楽を聴いて嬉しそうな教授も2人ともこれほどないほどキラキラしてて、言葉がわからなくても音を聴けばわかるんだなぁというのを見せられた気がして胸がいっぱいです。

シャイでそっけないユンギは誰よりも愛情深くて人懐っこいんだよな。D-DAYでは本当にいろんな顔を見せてくれた。深い深い愛と、私たちがこれから先生きていくための知恵を。
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