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クルキッドマン/歪み男のYSKのレビュー・感想・評価

クルキッドマン/歪み男(2016年製作の映画)
2.0
ネットで見つけた「歌うと歪み男を呼び寄せ全員死んでしまう歌」を歌ってしまった主人公をはじめとする仲良し女子たちが次々と殺されていってしまうお話

作中で主人公たちが初めてこの歌を歌ったのが12歳、そしてひとりが犠牲に
大人たちによって発見された際に主人公が凶器を手にしていたために犯人と目されそして6年後、主人公が故郷に帰ってきたことで当時のメンバーが次々と歪み男の手にかけられていくのだという、まあクオリティがいちいち低いことを除けばそこまで酷いものではありません

この場合のクオリティというのは演技力や演出力、あるいは殺人および死体描写の話ではなく、呼び出された際にひとりしか殺さなかった意味や主人公が帰ってくるまで6年間待った意図、そしてどこからともなく現れ消えていくこの世のものではない存在ではないにも関わらず都合のいいときだけ物理攻撃が効く理由づけです

ぶっちゃけ効いても効かなくてもどちらでもいいのですが、効くのか効かないのかは統一するべきですし、場面によって変わるのであれば光を当てたら効くとか封印の音楽を鳴らしていると効くとか、それなりの理由が必要なのではないでしょうか
そういった一貫性の無さが低クオリティ作品たる所以だと思います
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