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PERFECT DAYSのnori007のレビュー・感想・評価

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.0
日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞で役所広司さん受賞おめでとうございます。
ヴィム・ヴェンダース監督も最終週監督賞。こんなに賞をとりまくった。

まず映像が綺麗で、そして昔のロックの選曲もすごくいい。
アート映画としてはいいのかもしれない。

ただし映画としてはかなり退屈な映画であった。
ちょうど「土を喰らう十二ヵ月」と似ている映画である。
ただ土を喰らうの方が名作であった。

この役所さんは、毎日を新しい日として同じルーチンを行う。
ただ俺のまわりのおじさんたちに言えることなのだが、何一つアップデートされず話せる会話としては大昔のテレビやプロレスの話のみ。そんな人がわんさといる。
まあ本人が幸せなら別にかまわないのだが、俺はちょっと友達にはなれないなと思ってしまう。

毎日、銭湯に通い、飲み屋に通うというのもかなり贅沢な生活とも思える。
趣味はカセットテープのロックを聞くこと。現在レコードは実は音質がすごくいいので再評価されているが、テープは。。。ハマる要素はなかなかないのだが。。。

なので本人にとってはパーフェクトデイだが、傍から見ればちょっと近寄りがたい人になってしまってる。
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