生きよ堕ちよ

PERFECT DAYSの生きよ堕ちよのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像美、規則正しい質素な生活、平凡な一日の中の喜び
平山は小さな幸せを感じて生きているように感じたが、平山の妹は生きている世界が違うと娘に話す。当たり前に幸せの感じ方は違うけれども平山の幸せは美しく映る
ラストの木漏れ日の意味を出したのはナイスですね。生きてゆく中でいい事もよくない事も濃くなったり薄くなったりを繰り返して老いていく
鑑賞後ニーナシモンのfeeling goodの歌詞を観て心が震えた

"照りつける太陽の下に飛んできたトンボよ、分かるでしょ
自由に飛び遊ぶ蝶たち、分かるでしょ
一日が終わる時、安心して眠れる場所、それが私の求めるもの
そしてこの古かった世界は、今や新しく生まれ変わったの
私にとって自由な世界に"