初ミニシアターをこちらの作品にできてえぐい嬉しい🥲。ヴィム・ヴェンダースをフィルムで観れる最高な体験。始まるまでワクワクが止まらなくてジタバタしてないと気が済まなかった。
ヴィム・ヴェンダースが日本で、しかも役所広司さんと映画を撮るという奇跡みたいな映画。この映画の情報を初めて見た時は本気で生きていてよかったと思いましたわ。
だけれど、見てる間はなかなか私の頭がその奇跡を理解してくれない。
｢めっちゃヴィム・ヴェンダースの世界観なのに、役所広司……？？？｣っていう感覚のまま終わるっていう笑笑。
彼らを片方づつ見ていたからそういう違和感があるだけで、彼らの親和性は完璧だった。最高のキャスティングだと思う。さすが、役所広司さん。最高の演技。
そしてラストシーンで美しいクライマックスを見せる。カッコよすぎる。パリテキに続く彼の名作になるしかない。
ヴィム・ヴェンダースの作品はいつも、私がその映画の世界に居たように、まるで私自身の記憶のように見たあといろんなシーンが頭を巡るんだ。これが唯一無二。これぞ映画。そして彼の映画は人生。
