最後に滑り込みで観れた
ラジオから流れてくるロシア、ウクライナの戦争に心を痛めるアンサとそんなこと微塵も気にしてなさそうなホラッパの2人の対比的な性格がいい。
真逆だけどどこか似ている2人が不器用に惹かれあっていく様は観ていて飽きなかった。
カウリスマキは、ルアーブルの靴磨きで移民問題を取り入れていたように暗くなりがちな世界問題をうまく取り入れる監督だとおもう。それでも、映画自体はクスッと笑えて観ていて心が温まる映画になるからすごい。
照明の使い方や間の取り方、キャストの使い方などの全てが彼独特の映画を生み出すんだと思う。