『Winter boy』Fan’s Voice独占最速オンライン試写会にて拝見致しました。
来ました、今年1番の私好みなおフランスな映画。
美しいモノが好きな方🙋
おフランス映画が好きな方🙋♂️
該当する方は必ず観て下さい。
私、ティモシーシャラメ を好きになったのは『君の名前で僕を呼んで』観てからなんですが、実は作品自体はそんなに評価してないんです。
「Summer of 85」もめちゃ楽しみにしてた割にはメイン2人にはハマらず脇役のヨアンジマーさんにハマってしまったし。
しかし、今作もう全てにおいて良い❣️
主人公がまず文句なく美しい。スタイルまで良い。ルーブルに飾りたいくらい✨そして繊細な演技が自然でまた良い。
脇を固める役者陣のキャストもいい。
お母さんがジュリエット・ビノッシュ、お兄さんがバンサン・ラコスト、おフランス映画好きなあなたならもうそれだけで、おわかりになりますでしょ?
お父さんは監督自身が演じてるのですが、この家族のキャスト含め、主人公の幼馴染、主人公が恋する兄の同居人、全てにおいてキャストも
完璧。
このポスターからしても美少年だし、
「トリコロール赤の愛」のイレーヌ・ジャコブの息子ってこともあって気になっていましたが、いやいやそんなことじゃない。
天は二物も三物も与えちゃったのね。
こういうフランス映画が観たかったんですよ。
あらすじ読んで
リリオの秘密ってなんだろう。美術系のお話なので、てっきり贋作でも描いてるのかと思ったら違ったんですけどw
ある日、父の死の知らせが入って錯乱するリュカ。パリから戻って来た兄と共にしばらくパリに行くことになるんです。
その母親との会話もおフランスなんですよね。パリに行ったらルーブル(美術館)に行きなさい。とか〇〇美術館にモネがあるとか。
言う訳ですよ。日本でそんな会話あります?
いやあるところにはあるのか?私が庶民すぎるだけかw
田舎の町から出て来て兄の同居人と出会うリュカ。そこでゲイの彼はその彼に恋心を抱く訳ですよ。
そこから色々ありまして、書くとネタバレになるのでこれ以上書きませんが。
もうこのリュカに釘付けなんですよ。
そしてお母さんのジュリエット・ビノッシュ、やっぱり良いんですよね。
バンサン・ラコストのお兄ちゃんも良いんですよ。
見る度にイメージが違う良い役者さんですよねぇ。
ポール・キルシェ、オーディションで選ばれたそうです。
ジュリエット・ビノッシュさんは最後の方ににダメ元でオファーしたら脚本を気に入ってくれて決まったそうです。
これ好きそうって方は間違い無いです。ぜひぜひお見逃しなく!
追記
11/7の別の試写会に当たったのでそのレポ。
『Winter boy』トークイベント付きプレミア試写会に行って来ました。
先日、オンライン試写会で拝見しまして、すごく気に入ってしまって
映画.comで主演俳優のポール・キルシェさんが来日するのを知ってすぐ応募。当選したのでここで繋がった方をお誘いして行って来ました🎵
2回目の鑑賞です✨
詳しい映画の感想は上に書いたので割愛しますが、
2度見ると更にグッと来るシーンもあったり、、もうとにかくこの家族が愛おしい。
ジュエリエット・ビノッシュのお母さんが優しくて暖かくて。 バンサン・ラコストのちょっとひねた所があるお兄さん本当に良いんですよ。
そして本日の試写でお目当てのポール・キルシェの繊細な演技がめちゃめちゃいい。
役は17歳の設定なので劇中の彼はあどけなさも見えたり。
(でも実際登壇された姿はもう少ししっかりした印象。実年齢の21歳という印象でした。)
そして彼、脱いだ時のスタイルの良さは本当にルーブル美術館に展示して欲しい芸術レベル。
そういうのも全て美しかった。少女漫画からそのまま飛び出て来たような青年という感じでした。
今作品で、2022年・第70回サン・セバスチャン国際映画祭で主演男優賞を受賞。
この日の司会は奥浜レイラさん。
主演のポール・キルシェさん、プロデュサーのフィリップ・マルタンさん、音楽を担当した半野喜弘さんが登壇。
奥浜さんが色々聞いてくれたんですけど、時間が足りなかった!もっと聞きたかった!!(レイラさんも仰ってました)
まず、ポール・キルシェさんが奥浜さんの質問に対し答える時にずっーーーと奥浜さんの方を見て答えるんですよ!奥浜レイラさんが羨ましかった(笑)
めちゃめちゃ細くてじっとその細いデニムの脚を眺めてしまった。
印象に残った話としては、
300人のオーディションの中から選ばれたポール・キルシェ。
250人位見たところに現れたのが彼で、すぐにこの人だ!となったそう。
その
オーディションの時の映像が何か演技してる映像じゃなく、彼だけ日常の家の中の風景を撮った映像だったと。でもそれは監督が撮りたかったもの(家族の風景の中の日常の少年)じゃないかみたいなことを仰ってました。
あと、前回のポストの内容とも少し重なりますが、ジュリエット・ビノッシユさんがお母さん役になった時の経緯。2〜30人お母さん役の候補がいたんだけど、監督としてはピッタリ来る俳優さんがいなくて、そこでジュリエットビノッシュさんにオファーしてみたら快諾してくれたと。
かなりの候補者がいたんだなというのが驚き。
この作品、本当にこの家族のキャストはじめ全キャストが良いので、そこまでこだわり抜いた結果が見事に形になっているなと感じました。
そして、ジュリエットビノッシユさんとの共演についての感想を聞くと、
ポール・キルシェさんが、最初に現場で会った時からもう役作りが出来ていてお母さんの雰囲気が出来上がっていたと。そして、現場では家族役の、お兄さん(バンサンラコスト)お父さん(監督)、リュカ(ポール・キルシェ)さんにお母さんのように手料理を振る舞ってくれたりしたそうです✨
それから音楽の半野さんの話で、監督が半野さんのファンだったらしく、オファーが来て、映画撮る前に何曲か書いて欲しいといわれ5〜6曲書いて送ったらそれがそのまま使われたそうです。
映像見ないで映画音楽作ったのはじめてだって言ってました😆
終了後出る時に、ご覧になった観客の皆さんが「ポール・キルシェさんが可愛かった」「可愛かったね」と口に出されててあちこちから聞こえて来ました💕
全仏が恋に落ちた!
って日本の記事に書いてありましたが、その日の会場中皆んなが恋に落ちてましたね。
舞台挨拶終了後、何人か待ってる方がいらっしゃいまして、私も何故かサインペンを持ってたので、サインを頂いてしまいました💕
2ショットまで撮ってもらいました。
ニコニコとサインや2ショットに応じる彼、とても好青年!
本当に可愛らしかったし。日本語でありがとうとも言ってた💕かわええ🫠🫠🫠
リュカをずっと見ていたかったし、このご家族を応援したくなるようなそんな映画でした。
あんまりネタバレを書きたくないので、こんな感想で申し訳ないのですが、フランス映画がお好きな方、同性愛が出て来ても大丈夫な方、ぜひ見逃さないで欲しいです。
ポール・キルシェさんの次回作も気になります💕
お見逃しなく!
余談
ポール・キルシェさんお母さんは「トリコロール 赤の愛」のイレーヌ・ジャコブさん、お父さんも俳優ジェローム・キルシャー、弟さんも俳優だそうで、芸能一家なんですね。この日も弟さんなのか?関係者のご子息なのか?分かりませんがイケメンの若いフランス人の方が会場でご覧になってました!