このレビューはネタバレを含みます
絶対に劇場で観たかった作品。
少し前の朝ドラで大好きになった藤竜也さん。
で、これまた大好きで度々訪れている尾道のあの商店街の角を藤竜也が自転車で曲がり、あの海岸通りを走り、あのラーメン屋の前を歩いてる。
おこがましくも、なんて私得な作品なのかと。
見慣れた場所ばかり映って、観てる間ずっと静かに興奮。
ただ肝心の高野豆腐店の店構えだけは東京で撮っていると知って結構ガッカリ。
既存のお店じゃなくても、そこはやはり尾道に拘ってほしかった。
まぁでも藤竜也さんが惚れ込んだ脚本と監督なら仕方ない。
中村久美さんが演じた女性のように歳を取れたらと思ったし、商店街のおじさん3人組は芸人の域で笑わせてくれたし、父娘のあの朝の挨拶がとても好きだった。
良い時間だったなー