このレビューはネタバレを含みます
高野豆腐店の春(こうやどうふじゃなくてたかのとうふ)
広島県尾道で昔ながらの豆腐屋を営む職人気質の父と頑固な娘の心温まる愛情を描いた、藤竜也、麻生久美子共演によるドラマ。
タイトルはダブルミーニングになっている(娘の名前「春」と父の辰雄に「春」が来た的な感じで)
豆腐屋の出戻りの娘を心配する周りが縁談を画策するホームドラマな感じで、そこは広島という地からの悲しい歴史もあり…
尾道でも影響は残ってるのかと。
個人的に2年前に尾道に旅行に行ったので、見覚えのある地があちこちに!
狭い土地だから、あーあそこかぁとだいたいわかる。
そして尾道という土地の持つ優しさ、懐かしさがスクリーンを通して伝わってきた。
まさにアーケードとかあんな感じだし、夜の暗さもまさにアレ!
じっくりと染み入るように深く心に刻まれる映画でした。
わからずやの頑固親父を演じた藤竜也が凄く良かったです。
余談ですが知り合いの高野さんに「辰雄」さんがいるので、一人ニヤニヤしてしまったw
そんなにありそうな名前じゃないのに