サトシ

四月になれば彼女はのサトシのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.4
山田智和監督、佐藤健出演の恋愛映画。

4月。精神科医の藤代俊に、かつての恋人・伊予田春から10年前の初恋の記憶を綴った手紙が、ウユニ塩湖から届く。その後も世界各地から春の手紙が届いた。その頃、俊は婚約者の坂本弥生と結婚準備をしていたが、俊にある謎かけを残して、弥生は姿を消す・・・。

【キャスト】
藤代俊:佐藤健
坂本弥生:長澤まさみ
伊予田春:森七菜
タスク:仲野太賀
ペンタックス:中島歩
坂本純:河合優実
小泉奈々:ともさかりえ
北村:橋本じゅん
桑原:水澤紳吾
高橋:瀬奈じゅん
長谷川綾子:島かおり
中河玲子:高田聖子
伊予田衛:竹野内豊

ストレートの恋愛映画なのか、前評判はあまり良くなかったですが、豪華俳優陣とウユニ塩湖の素晴らしいパノラマ、主題歌藤井風の「満ちてゆく」を聴きに行きました。
最初から見せ場はやってきてウユニ塩湖が舞台だったのですが、映し方が今一つだったのが鏡のように映っておらず残念でした。全く感動しなかったです。プラハもアイスランドも同じです。その後のストーリー展開はワクワクせずに暗いですね。佐藤健と長澤まさみが教会を下見していてピアノを弾くまでは良かったのですが、意味深な事を言ってからは姿を消してしまいます。婚約しているのに基本は敬語でよそよそしく感じ、未だに主治医、患者の関係のままです。中々、感情移入できずに戸惑いながら鑑賞しました。森七菜が素晴らしい演技でしたので、死期が近いと泣ける筈ですが気持ちがのっていかないので、泣く事もできずに進んでいきました。
竹野内豊が父親役で出演したのに違和感があり、ミスキャストだなと思ってしまい引いてしまいました。ともさかりえの、「最近、やってる?」というセリフは必要あったんでしょうか。これ完全なセクハラです。仲野太賀は役作りなのか妙に太っていましたね。ゲイなんですかね。中島歩がペンタックスの役というのが納得しました。
感動できずに不完全燃焼の作品でしたので、お気に入りの俳優がいないならオススメできないです。
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