あの時のプロデューサー、あの時の監督、あの時の脚本家、あの時のキャスト…。
あの時の味と感触が詰まった純度100%の仮面ライダーファイズの続編だった。
もうそれだけで胸がいっぱいになってしまった。
落ち着くと「結局あれはなんだったんだろう」となる脚本の粗さはあるが、必要な要素は拾いつつテレビでは描けない一線を越えた描写がビターで良い。
仮面ライダーミューズもキャラ含めて印象に残ったし、何よりネクストファイズとスネークオルフェノクが対峙するシーンは興奮と笑いで脳がバグった。ずるい。
惜しむらくは、本当に個人的な感想だが、ファイズのスタイルが不格好に見えてしまった事。
今作のスーツアクターであるアマゾンアルファでお馴染みの岩上さんの体格故か、ショルダーアーマーが小さく感じてしまい違和感を拭えなかったのが残念。