加藤拓也脚本・監督、門脇麦主演の不倫映画。（と言っても濡れ場シーンは一切ありません）
夫の文則はリビングで寝ているのに、綿子は1人で出掛けようしている。
夫との関係が冷め切っていた綿子は、友人の紹介で出会った木村と頻繁に会うようになる。しかし、綿子と木村の仲を揺るがす出来事が起きてしまう。
平穏だった日常が徐々に狂っていく中、過去を振り返る綿子は夫や周囲の人々、自分自身に向き合っていく・・・。
【キャスト】
門脇麦、染谷将太、田村健太郎、安藤聖、黒木華、古舘寛治など。
BGMが流れない中、俳優陣の演技力だけで魅せて進行していく作品です。
門脇麦、田村健太郎夫婦の上手くいっていないぎごちない雰囲気が痺れます。特に関係を修復したい夫役の田村健太郎の演技に注目です。その場にいたくない程、追い詰められますね。墓参りした時に夫が電話を掛けてくるシーンはインパクトがありますね。門脇麦が思い出のホテル、旅館に泊まってましたが、結構良い所ばかりでした。小銭をこぼして指輪を落としてしまうシーンでは、あんな入れ方しているから落とすんだよなと突っ込んでしまいましたよ。
まさか染谷将太と昔飼っていた犬がリンクしてしまうとは思いませんでした。
古舘寛治が1人で抱えたくない気持ち分かりますが、直ぐにバラしてしまうとは意外でした。
1時間24分と短い作品ですので、サクッと観るにはオススメです。
