軍師T河

哀れなるものたちの軍師T河のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
難しい。
いわゆる人間とは?…安藤ぅとは?やね。

無垢なスタートからは本能的に求める性欲と暴力。
大概、残虐な暴力メインの映画になるけど、この監督はエロメインにしたってとこですかね。
日本人にとってエロは嫌悪感あるし、宗教と哲学は馴染みが薄い。
クローネンバーグ好きならこの映画合うかも。
家族、友人、恋人と観る映画じゃない、、、40超えた中年対象や。こんなもん、帰りに喫茶店で会話も弾まないから1人で行け。

エマストーンは今年アカデミー主演女優賞獲ると確信できるほど凄いっすわ!

変な飛行船飛んでたので、この世なのか?あの世?別の地球なのか?はたまたベラの頭の中の世界なのか?
そこだけ引っ掛かりました。

あとはタイトル通り、哀れなるもの達でした。あいつもこいつも哀れやな…って思いますよ。カメラワークや美術、音楽は凝ってます。

オープニングの🎵パンパカパーンが、もう20世紀じゃないんやと。
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