ででん

徳川家康のででんのレビュー・感想・評価

徳川家康(1965年製作の映画)
2.5
徳川家康の出生から桶狭間の戦いまでを描く歴史ドラマ。
1965年公開。北大路欣也主演。山岡荘八原作。同名小説の映画化。
全五部作の第一部として作られたらしく、幼少期の家康(を取り巻く人々)の話が中心。そのため青年家康は終盤にちょっと活躍するだけで、ほぼ出番なし。家康の映画としては物足りない内容でした。
(しかも家康が本格的に活躍する第二部以降は制作されず。家康が不憫でなりません)
そういう意味では、タイトルは家康ですが「萬屋錦之介の信長」を楽しむ映画と割り切った方が良いかも?
東映十八番の大作時代劇ではあるものの、チャンバラや合戦シーンといった娯楽性は薄く、良くも悪くも「古き良き本格時代劇」という趣の映画でした。
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