みつぼし

縁石のみつぼしのレビュー・感想・評価

縁石(2023年製作の映画)
5.0
7月23日
再々……鑑賞
別府ブルーバード3階スクリーン
課題が多く見えた色調、BGMと音声とのバランスも解消されてベストな上映に思えました

何度目かの鑑賞ですが、ふと納得できたことがあって

父親の不在……というものが気になっていたのだけど、そうか安部さん自身が作品内での父性の部分を担ってるのかと
そうして次の世代へと繋がっていく巡っていく生命の営みのようなものを今更感じた鑑賞でした

おなじ作品も何度も見るうちに気づく……(というか消化?)そういうこともあるなぁと



6月21日
別府ブルーバード劇場にて
再鑑賞

じんわり沁みる
温泉に入って温泉の映画を見る
蕎麦も美味しい
はぁ幸せ

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以下、4月初日感想

台詞は少ない
音楽と映像で伝えてくる「思い」
全てなくした男が故郷、別府に戻ってくる
湯治宿に投宿した男に、湯が土地が人が熱を注ぎ込む
再生の物語

haruka nakamuraの音楽が素晴らしい
別府短編映画プロジェクトとして別府ブルーバード劇場のために制作された本作だけど、別府の人々はきっと自らの故郷を誇りに思うはず
羨ましさしきり

齊藤監督の作品ではよく母と子の姿が描かれる

母子の姿は監督の映画作りの核心近くにあるのかな、とかおもう

全国上映、期待
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