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怪物の木こりのマッシモのレビュー・感想・評価

怪物の木こり(2023年製作の映画)
2.5
三池崇史監督、亀梨和也主演で送る、このミス大賞作品の映画化。

原作、未見。周りの評価もあまり見ずにとりあえずミステリーだという事だけを胸に劇場へ。

【キャスト】
二宮彰:亀梨和也
戸城嵐子:菜々緒
荷見映美:吉岡里帆
東間翠:柚希礼音

乾登人:渋川清彦
杉谷九郎:染谷将太
剣持武士:中村獅童
  
みのすけ
堀部圭亮

【ストーリー】
脳にチップを埋め込まれて後天的にサイコパスに仕立て上げら出た子供たちの数奇なお話かな。

【総評】
(全体感)
正直、イマイチだった。単純に主役の二宮に感情移入出来ずに最後までなんやこいつ…。みたいなテンションになってしまった。

(そんな中でも好きなキャラ)
染谷さん演ずる杉谷の方がガチ感があって良き。後は、中村獅童さんの剣持も割と好み。

(あんまりな所)
演技への注文というよりかは演出の話だと思うけど、舞台を見てるかのようなオーバーな演出が目立った印象。後顔のドアップカットも多過ぎやしないかと思う。そんなに亀梨君映したいんかと突っ込もうかもおもった。

(菜々緒さん)
なんだろう。過剰演出に紛れてるけど異物感が凄い。亀梨君の横にいりゃそりゃ映えるけども、オッサン警官達の中にこんなん居たらべらぼうに浮きますよ。目指すはクラリスだったんですかね。いや無茶言うなよと。

(シナリオ)
うーん。とんでも科学をプラスしたミステリーなのはまぁ良いんだけど、サイコパスとか脳チップとか正直言葉選びに頭の悪さが出ているシナリオだなと思う。ちょっとオジサンにはキツイ。

【あとがき】
原作読まずに原作批判は避けますけど。正直、こんなもんかくらいの感想しか抱けなかったですね。
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