あのテンション高い予告で
たぶんヘンテコ映画だ、観たい！となったのに
気づいたら終映間近
朝イチに１度だけのその回に、頑張って行った甲斐がありました
私にはこれは5.0💮です
主演３人は初めて見るかな？と思いながら
でもそれぞれすごく良かった✨
その若い俳優さんたちを、
松谷よね子さんと津田寛治さんが支える安心感よ
震災のエピソードも軸になっていて、でもそれだけじゃないというか
粗削りな感じもあるけど、それぞれの気持ちに自分の感情があふれ出るようだった
ここのところウレタンのマスクで、涙の跡がつくから予備のも持って歩いてたんだけど、初めてそれが大活躍
予告では分からなかったが、このお兄ちゃんは今で言うヤングケアラーでもあって
弟の役者さんもすごいなと思った
ちょびっとだけギルバート・グレイプ🎥が頭に浮かんだ
それで言ったら、ミハルちゃんはジュリエット・ルイスなんだけど、
ジュリエット・ルイスが吹き抜ける爽やかな風のようだったとしたら
ミハルちゃんには、その髪の色のように青く燃え上がるような激しさがあり
だからこそ、停滞していたこの兄弟の状況が動き出したんだと思う
途中すごく力のあるアニメーションのシーンがあって、スクリーンならではの迫力に息を飲んだ
島に生まれるということ
外から来たから見えること
一見しただけでは分からない事情
誰かのために生きること
自分の本当の気持ち
何だかもう次々と押し寄せて、クスッと笑っていたと思ったら秒で泣く
エンディング曲もとっても良かったし
終わってみたら、出演者のこともみんな大好きになってた
自由研究っぽく紹介されたホヤの一生のことも、
きっとずっと覚えていることでしょう
(お兄ちゃんは、アフロさんというお名前の通り、いつもはアフロなのかな？)
