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デストイレⅢ 呪いの悪魔便器のKHのネタバレレビュー・内容・結末

1.3

このレビューはネタバレを含みます

ロゴのチープさはなくなったが、本編のチープさは上がっていた。

あらすじからして
人類VS便器という不朽のテーマを描いた『デストイレ』シリーズ第三弾が待望の日本上陸!
とかいうイカレタ文言が書かれている。
どの世界線で人類VS便器が不朽のテーマなんだか…

はじまってすぐにアメリカ・ロシア・中国・北朝鮮と表示されるが全部ロケ地同じではないかと見まがうトイレを、
おもちゃの銃にガバガバエフェクトをつけて破壊していく描写に、デストイレを見に来たと身が引き締まる思いになる。

その後フリーDVDメニュー作成ツールの様な背景に今作の戦犯たちの名前がデカデと流れていく。

3作目となる今作はこの世から悪魔便器を根絶するべく主人公はトイレーダーなるものを使って悪魔便器をしらみつぶしに探す旅をしているっていうストーリー
従軍経験を活かし悪魔便器を探し続けたと独り言ちていたが、、これのどこに従軍経験がいきているのかは甚だ疑問である。

初手からこれデジャブかと思うほどみたトイレしてたら便器から刃物が出てきて切られる描写を挟んで、
トイレットペーパーで首絞められーの、手と足きられーの、首切られ―ので、手と足のミニチュアは作ったけど(かなりちゃっちい)
首は作る予算なかったからかつらを落として首切ったように解釈させる金がないながらも工夫する面がみられる。

爆発とか人体欠損表現はしょうがないにしてもトイレーダーの表示盤すらも合成で済ませるクオリティが他のZ級と埋められない差なのかもしれない。
そのトイレーダーが反応して現場に向かうも一人じゃ何もできないとビビって逃げ出すブレッド。
教会に行って、ブルーバックバレバレの回想を挟んで、なんか文章を探せという啓示を受ける。
その文章が屁だと思ったらウンコ出たとかいうくだらない文章で、それをマーカス神父の墓で読んだらマーカス神父がよみがえる。
もうこれ以上のトンデモストーリーはないだろうと気を抜いてた残り時間3分。。その時、いきなりすべて投げ出して海に行こうと意気投合する二人。
そして迷彩服のおじさんと、神父のおじさんが海ではしゃいでいる場面でエンドロールというまさに凡人では考えつかないオチでデストイレ ザ・ファイナルにバトンを託した3作目だった。
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