宇宙人と同居する面白コメディかと思いきや(もちろん同居パートもシュールで声出して笑った)最終的にはアートへの純粋な愛がテーマになっていて良かった。
この主人公のように自分も高校時代はずっとキャンバスに絵を描いていて。
大学に受かるための絵とか、賞を取るための絵とかをずっと描かされてうんざりして絵をやめてしまったんだよね。
今も売るための作品を作ってる。
この青年のように純粋に生きる(生活のためではなくて精神の拠り所としての生きる)ための芸術に立ち返れたらなんて素敵なんだろうと思わずにいられなかった。
若かった頃の感覚をちょっと思い出させられた。
予想だにせず自分にストレートにブッ刺さるテーマでグッときた。
母役のティファニー ハディッシュ、アフターパーティー(ドラマ)で好きだったんだけどやっぱり良い俳優ですね。
主人公のアサンティ・ブラック初めて見たけど、デリケートな演技でとても良かった。