よつ

ラブ&ポップのよつのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
5.0
アングルが変態的にいいなと思ってたら、まさかの庵野監督だった。確かに庵野節あったな…。

面白かった…。登場する男たちと女子高生、ものすごく違う世界に住んでいるって思わされるのは何で何だろ…って思った。もちろん性別とか年齢とかそもそもが違うのに、何だか、別の星の住人同士ぐらいの圧倒的な"違う感"があった。男たちには女子高生たちみたいに期限なんてない、ずっと消費者であり続けられるからなのかなと思った。あと多分、女子高生たちのあの活気が違うのかなと思った。

なんか言えばいうほど蛇足だな…。とにかく何とも言えずよかったな…。刹那…。

レンタルビデオ店、トラウマレベル。ご飯食べさせるおじさん、9係のサングラスのおじさんじゃん!ってなった。若い時の幸極薄浅野忠信とめためた可愛い仲間由紀恵見れたの満足。主人公の女の子の黒子の位置が好きだった。というか、女の子全員可愛かった。ルーズソックスかわいい。なんか妙な憧れがあった。

色んな人のところに行ってお金集めて結局指輪は買えなかったあの虚無感とエンディングで四人並んで下水道みたいなとこ歩いていくの、最高だったな。

相手が欲しがってる言葉を黙ってないで言ってあげるから私たちは友達なのだって、すごい言葉。
ダークピンクな青春って感じ。
よつ

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