るい

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のるいのレビュー・感想・評価

4.0
お久しぶりです
5ヶ月ぶりの再開

新作が公開したので
「ドラえもん」ガチ勢がレビューする
「わさドラ」の魅力マラソン その17
今作通算では43作目、第二期では18作目にあたる作品
藤子F不二雄生誕90周年記念作
のび太の新恐竜以来の完全オリジナル作品
監督は「のび太の宝島」「新恐竜」の
「今井一暁」監督
脚本が数々のアニメ作品を手掛け、20年以降のドラえもんのテレビシリーズでも何本か書いてる
「内海照子」氏

話は
秋の演奏会に向けてリコーダーを頑張るみんな
案の定のび太は演奏が苦手で
間の抜けた音を出して「のび太の音は"の"の音」とジャイアンやスネ夫に馬鹿にされていた
それに激怒したのび太は
「あんなの練習さえすれば誰でも簡単に吹ける、吹けなかったら、耳で鳩ぽっぽを吹いてやる」と
またいつものクセで言い出してしまう🤣
帰ってくるなりドラえもんが大量にどら焼きを食べていて、問いただしたところ
「あらかじめ日記」を使ったという
この道具は、あらかじめ内容を書いておけば
その通りになるという、名前通りの道具で
まんまとすり替えて、それを手に入れた
のび太は「今日は音楽が無くなった、楽しかった」と書いたために
次の日
世界中から音楽が無くなり
世界が一時大混乱してしまう
なんとか気がついたドラえもんによって事なきを得たが
その日の夕方
河原でのび太が寝そべっていると
キレイな歌声を披露する緑の髪の謎の女の子に出会う

今回は43作目にして初の「音楽」をテーマに
タイトルの通り
「音楽」で地球を救う話
その前段階として
「ファーレ(音楽の)殿堂」の再建に
「ヴィルトゥオーソ(音楽の達人)」として選ばれた
いつもの面々が活躍する
とにかく今作
音楽をみんなで奏でるという
音楽本来の楽しさ、大切さを気づかせ、教えてくれる作品で
またのび太らしさを通して
「下手でも良い、頑張って最後までやり遂げる」
の大切さも込められてるシンプルながらも良い作品だった
とにかく出てくるゲストキャラも分かりやすくて
ファーレの殿堂に住むロボット達は有名作曲家をモデルにしてたり
意外だったのがメジャーどころに混じって
日本の、ある作曲家をモデルにしたキャラも出てきてビックリした
でもって音楽よ
今回も全編に渡って服部隆之氏が手掛けてるが、いつも以上に力が入ってたな🤔
さらに葉加瀬太郎氏が手掛けた
山場の音楽演奏が久々に鳥肌が立ったな
にしても
チューバを吹くジャイアンとか
何故かバイオリンでもピアノでもなく
パーカッション全体を任せられる
しずかちゃんとか、ちょっと意外だったな
のび太のリコーダーは、絶対そうだよねってわかるけど🤣
でもって恒例のゲスト声優も
最初、担当してるの千葉繁さんかなって思ってたキャラが
吉川晃司だったのがエンドロールに知ってビックリしたし
逆に事前に猛プッシュされてた
芳根京子ちゃんがめちゃくちゃ存在感薄くて
ウケた🤣🤣🤣
あと
悠木碧ちゃんの犬役が妙にリアルで面白かったな🤣🤣
るい

るい