プライア

インビクタス/負けざる者たちのプライアのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

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南アで黒人勢力が白人勢力を逆転しネルソンマンデラが大統領になった頃の話。
黒人勢力から、ラグビーナショナルチームの改名案が出た。
チームの応援主体は白人で、黒人の白人に対する憎しみはすさまじかったのだ。

しかしそれをすると憎しみの連鎖になる、チームを存続させると説くネルソン。
最も大事なのは白人に復讐することでなく、歩み寄って共に国を発展させること。

そしてチームは存続し、何とW杯でオールブラックスを破り優勝。
大統領府で最初はいがみあってた白人と黒人もラグビーを通じて仲良くなった。
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脚色はされてると思うが、ネルソンマンデラってすごい人やなと思った。
そのことにチームのキャプテンのである白人のマットも感銘を受けてた。
白人に30年も投獄された過去があるのに、何故許すことができるのか、と。

人として深いものがある。モーガンフリーマンは適役だと思った。
当時の南アの人達は大統領やラグビーチームに酔いしれたことだろう。

優勝直後の大統領とマットの会話がいい。
「優勝で国に誇りをもたらしてくれてありがとう」
「誇りを持てる国にしてくれてありがとうございます」

この映画を見た影響で、2019W杯は南アを応援してた。
そしたら見事優勝!同時に、ラグビーが面白いってことを知ったわ。
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