ネットどころか水道も電気もないような高山で暮らす人々。プープーと鳴くアルパカかわいい。しかしアルパカはペットではなく家畜。毛を取る以外にも肉にもなる。屠殺のシーンはショッキングだが、アルパカと共に生きる人々の暮らしぶりが感じられ、料理してるシーンになると美味しそうに感じてしまう。
固定カメラで撮影されていて、製作者の作為的な感じがなくて自然の風景を切り取ったよう。音楽も楽士のおじさんが演奏するウクレレのような楽器のメロディだけだが、心に残る。

アルパカの群れだけでもずっと見ていたいほどかわいかったけれど、人の暮らしが思ったよりワイルドだった。

電気や水道はあるのか、水回りやトイレはどうなってるのか、病気になったらどうするのか、女の人の生理は？etc…映画に出てこないところがどうなってるのか想像つかなくて、現代にこんな生活をしている人が今もこの地球上にいることが驚きだった。

ウクレレみたいな楽器を弾いてるおじさん、楽団の仲間は後から来ると言うてて結局来ない(別日にギターの人が1人来たけど全然音あってない)テキトーな感じが何かよかった。おじさんの音楽にあわせて輪っかのスカートでくるくる回って踊ってる人たちもよかった。

super cool アルパカ可愛いですねだけでは追えない人々の営み