戸田彬弘監督、杉咲花主演のサスペンス映画。
川辺市子は、３年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則からプロポーズを受ける。
しかし翌日に、突然の失踪。
捜索願いを出し⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を捜しているという刑事・後藤。後藤は⻑⾕川の⽬の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生など、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は部屋で一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。
捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる・・・。
【キャスト】
川辺市子：杉咲花
長谷川義則：若葉竜也
北秀和：森永悠希
小泉雅雄：渡辺大知
後藤修治：宇野祥平
川辺なつみ：中村ゆり
吉田キキ：中田青渚
北見冬子：石川瑠華
田中宗介：倉悠貴
山本さつき：大浦千佳
市子を演じ切った杉咲花の演技力にただ圧倒されました。杉咲花の演技を見るだけでも映画館に行く価値はあると思います。
最後までどうなるのか惹きつけられました。現実にこんな事が起こっているのかと、悲しい気持ちにもなり、しんみりとしてしまいました。
何故か、市子のした事は仕方なかったんだと思わせる構成は見事です。
右下に日時が示されていたので分かり易いと思いきや、そうでも無かったのがちょっと残念でした。
若葉竜也の一途な思いを伝える気持ちも心に響きました。若葉竜也の心温まる演技が好きで注目しており、今作でも安定の演技に浸る事ができました。
森永悠希が予想以上に良く役柄もハマっていて好感が持てました。これからチェックしておきます。
杉咲花と倉悠貴のキスシーンは学生なので恥ずかしい中でも濃厚だったのが印象的でした。
