ぶんず

たかが世界の終わりのぶんずのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2021年製作の映画)
4.0
2020年10月に配信限定演劇として鑑賞。
コロナ禍の中で生まれた演劇作品。
さいたま芸術劇場の稽古場等を使用した、カメラ一台のワンカット長回しで撮影。
舞台で見るような演劇の臨場感や緊迫感が伝わってきて熱量が凄かったのを覚えてます。

この作品の初配信前に、本番を迎えるまでのドキュメンタリー映像が第7世代実験室さんのYouTube(ダイナナチャンネル)で配信されていて、彼ら役者陣たち演劇への情熱が赤裸々で生々しくもとても輝いていたのが印象的で胸を打たれました。

〝『たかが世界の終わり』舞台裏ドキュメンタリー〟
https://youtube.com/playlist?list=PLCPRzI1YdNS0U3eWmwOR16Bf1Jqn_E0B-

リアルに楽しめるエンタメが突然遮断されて、心の癒しを求めに行く場所を失くしていたあのコロナ禍の頃に、私自身とても救われた忘れられない作品。

そんな心に残る作品が、時を経て今年、2023年9月に藤原季節特集上映で劇場のスクリーンで上映されるのはとても感慨深いです。とても嬉しい。是非とも上映期間に映画館へ観に行きたいと思ってます。
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