駆け引きしない犬の愛は本物。
相変わらず濃い作品だなぁ…。たくさんの犬が出てきます。
これだけで満足ですよ。
主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズはニトラムに続いての怪演。この人、みょうな色気があるんです。
なんかグロテスクさと美しさが同居してる。
すごい俳優になってきました。
作品全体でいうとリアルな面とファンタジー面が噛み合ってないというか、整合性が取れてないような気が。
ラストもベタな感じでした。
いいとことダメなとこがハッキリしてる作品。
例えば青春パートはすごい好きでしたが、口パクでのシーンはガッカリ…。
だってケイレブはミュージシャンでもあるんですよ。なんで本人のリアルな歌唱で勝負しないんですか…⁈
とまあ不満もあるんですが、飽きずに観れましたのでこの点数。
リュックベッソンのくどくて特徴ある作風は好きです!