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The Promised Land(英題)
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The Promised Land(英題)の作品紹介

The Promised Land(英題)のあらすじ

1755年、財政難に直面していたルドヴィク・カーレン大尉は、人を寄せ付けないデンマークの荒地の開拓に乗り出す。彼の目的は、国王に敬意を表してここに植民地を建設し、彼が切望する栄誉ある王室の名前を受け取ることだった。しかし、無慈悲な支配者フレデリック・デ・シンケルは、傲慢にもこの土地の所有権を主張する。逃げ出したメイドのアン・バーバラとその夫がカーレンのもとに身を寄せていることを知ったデ・シンケルは復讐心を燃やし、あらゆる手段を使ってカーレンを追い払おうとする。それでもカーレンは勇気を持ってこの不平等な争いに挑む。―しかし、それは自分の命だけでなく、彼のもとに集まった家族をも危険にさらすことになる。

The Promised Land(英題)の監督

The Promised Land(英題)の出演者

原題
Bastarden/The Promised Land
製作年
2023年
製作国
デンマークスウェーデンノルウェー
上映時間
127分
ジャンル
ドラマ伝記

『The Promised Land(英題)』に投稿された感想・評価

[マッツ・ミケルセン、不毛の大地でジャガイモを育てる]

2023年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。2024年アカデミー国際長編映画賞デンマーク代表。ニコライ・アーセル長編六作目。まさかのジャガイモ映画。18世紀デンマーク、ユトランドの不毛地帯の開拓を進めようとして幾度となく失敗してきた時代に、貧しい退役軍人ルドヴィクはたった一人で開拓を始める。すると、ここらの土地を独占しようと目論む地方領事の男シンケルが、ルドヴィクの土地は自分のものだと言い張って度々邪魔を仕掛けてくる。とはいえ、パパの土地を継いだだけのバカ息子なので特に人望もなく、イキってるだけのしょうもない小悪党という印象(シンケルの前に"de"を付けろ!と言い続ける小物感良き)。労働者を引っこ抜いたりルドヴィクが匿っていた逃亡農奴を彼の目の前で殺したりと嫌がらせを続けるバカ息子くんだが、ルドヴィクがジャガイモを育てるのはなぜか妨害せず放置。そして気付けば1年で80袋も収穫され、王様も大喜びで第二陣を派遣し、バカ息子くんは自分の立場が危うくなるという危機的ピンチに。人生はカオスや!とするバカ息子くんと、人生は秩序や!として法律やジャガイモを盲信するルドヴィクという対比は興味深いのだが、全体的に単純すぎて深みがない。マッツ・ミケルセンは『バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い』でも似たような、貴族に目を付けられて反抗する平民の役を演じていたが、あまりにも似ているので途中からダブって見えてしまった。というか、対人間の戦いに主眼を置いているので、過去何十年も開拓に失敗しているというのがよく分からず、バカ息子一家が代々邪魔してきたから失敗したのでは?と思えるほどに、自然の恐ろしさみたいなものは感じられなかった。ただ、ルドヴィクに匿われた農奴の妻で、後に彼と共犯とも似た関係を築くアンナ・バーバラの挿話は良かった。作中ほぼ唯一深みのある人間だった。
桐生

桐生の感想・評価

3.8
これは王命を受けて荒野を開拓するためにマッツがじゃがいもを植える映画です🥔
開拓を頑張るマッツは王の土地なのに自分の土地だと主張する悪徳貴族と戦うことになります
無骨な軍人マッツ
軍服を着たマッツ
ジャガイモを植えるマッツ
カツラをかぶるマッツ
子供とじゃれ合うマッツ
敵をサイレントキルするマッツ
いろんなマッツが観れます
映画としても外枠は地味だけど構成きっちりしていて色んな要素が入っていて面白いのでおすすめです🥔
トロント国際映画祭にて。

なかなか面白かった。18世紀に実在した、低い身分から陸軍大尉になり、ユトランドの土地を開拓しようと闘うルートヴィヒ・カーレンの話。歴史大作ジャガイモ多め。
ニコライ・アーセル監督 x マッツ・ミケルセン主演、「ロイヤル・アフェア」以来の組み合わせ。
共同脚本にアナス・トマス・イェンセン。

西部劇によくある先住民と入植者・侵攻者の話っぽい部分も少しあり。
土地を開拓して農業をしたいということで、ジャガイモ栽培の話がちょいちょい出てくる。

ユトランドを開拓しようと決意し、その土地を発展させ、名誉を得ようとするが、彼の出自ゆえ地主や王国の高官たちには呆れられ疎ましいがられ邪魔をされ。
敵は彼らだけではないし、味方は少ない。やむを得ず犯罪者も仲間に入れ司祭と仲を深め、決意揺らがず決行するが……

ひたすら目的を果たそうとするルードヴィグ、彼の真っ直ぐさストイックさに周囲も徐々に協力していく。

人間の弱さと忌まわしい過去、部外者排斥、貧富と身分の格差、いろいろみっちり詰まった2時間越えはなかなかの見ごたえ、流血あり惨事ありでなかなか面白かった。

登場人物を脳内で整理するのが大変だったけど。

「罪と女王」のグスタフ・リンド、「シック・オブ・マイセルフ」のクリスティン・クヤトゥ・ソープも出てる。