このレビューはネタバレを含みます
東野圭吾だからといって全てが全ていいわけではないと思っているが、これはそのいい方ではなかったかと思う
途中までは駄作感が半端ないが、オチまで見ると、うまくはまとまっているのでそこは東野圭吾クオリティかとは思ったが
思ったが、ふと思い返してみると、ところどころに意味不明だなと思うところがある
・水滸のオーディションだというのなら別に外部の久我をわざわざリスクを冒して呼ぶ必要はなかった
・麻倉のことは水滸のメンバーみんな知ってるんだから、わざわざ三人とだけ示し合わせずに、中西と田所にも予め示し合わせておけばスムーズにことが運べた
・結局殺人でなく芝居だったとして最終的にはネタバレするつもりだったのか?今後ずっとしらを切り続けて死んだことにし続けるつもりだったのだろうか?
この3点がとんでもなく気になってしまい、まともに見れなかった
なんで本多さんはトラブるリスクを負った状態であんな大事をすることにしたんでしょうなあ
久我を入れたのはこのオーディションに信憑性をもたせる要素になったかもしれないけど一人だけだしなあ
中西と田所がハブられてたのはほんと謎
あと、この話、雪降ってないのに雪の山荘っていう設定が面白いところなはずなのに、さほどそこはどうでもいいような扱いになってた
これは原作でもそうなのかな?
ともかく、なんかザル感が半端なくて残念だった