ひ〜じょーーーうに大満足です。
暗い雰囲気かもしれないけど、愛を感じれて、
生きようって思えるいい映画だった。
主税と安吾の対比が綺麗すぎる。
演者さんも、原作者さんも、監督も、みんなが
めっちゃ人間観察してきたんだろうなって思うくらいに。
人間には、誰かを愛してる自分が好きな人間と、
本当に人を愛することができる人間がいる。
また人を愛せる人間の中に、
自分を愛せる人間と、愛せない人間がいる。
安吾は自分を愛せなかったし、主税は誰のことも愛せなかった。
自分を愛することは生き続けるために必要だね。誰かのために生きるっていうのはいいけれど、まず、自分を愛して大事にしないと。
そういう意味で、安吾はなんて不器用なんだ………。正直、可哀想だ。
でも、めちゃくちゃいい人だった。
めちゃくちゃいい映画だった…。
「魂の番」いい表現だなぁ。