このレビューはネタバレを含みます
「散歩する侵略者」タイプかと思ったが別に宇宙難民じゃなくてもよくある普遍的な差別とマスコミの暴力問題の映画。
SDG'sを意識しているのだろうか?
新味があると言えば自分が何者なのか認識して証明できない限りアイデンティティは揺らいでいるという所。
意外だったのがいつもならやり捨てとかしちゃいそうな野村周平が誠実な人間(X?)だったこと。
逆に林遣都の手首にマーキングがないのはXだと思い込まされたということなのだろうか?
Xは最初に接触した人間をトレースするとのことだが元の人間はどうなっちゃうのか?とか腑に落ちない点も多し。