らんら

呪怨のらんらのレビュー・感想・評価

呪怨(2002年製作の映画)
3.2
家の玄関入った瞬間から敗北確定演出。

伽椰子ハウスが強すぎて、
打開策もないし勝てる気がしない。
リングの貞子の方がまだ優しい…と思わされる程の圧倒的なパワーです。

家の雰囲気が抜群。
いかにもってかんじのオンボロ幽霊屋敷とかじゃなくて、本当に、普通の住宅街の中にありそうな綺麗めの一軒家なのがリアリティあってめちゃくちゃ良い。

伽椰子ととしおくんはなんか、ガッツリ現れすぎなのもあってキャラクター感強いので怖さはそこまで感じない。
(おばあちゃんが一番怖かった…)

けれど伽椰子の声や猫の鳴き声がとても印象的で、ビジュアルガッツリ映さなくてもこの声と音だけで十分怖かったと思う

清水崇監督のホラーってビジュアルは勿論、内容的に「うっっ」となる生理的に受け付けないタイプのグロい描写や設定が多い気がする。

露骨なグロ描写とかではなく、精神的に引いてしまうような気持ち悪さ。

怖さと気持ち悪さのバランスが絶妙です
らんら

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