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ノーウェア:漂流のおたばのレビュー・感想・評価

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)
3.3
2024年、最初の鑑賞はNetflix独占配信中のNowhere:漂流です!

この作品は食糧難で老人や女性子供を迫害し始めた悪政を行う国から難民として国外へ逃亡を試みる主人公達は、物流コンテナに身を潜めます。

道程で、旦那さんとも別々になり、孤独な旅路になるのですが、航海中酷い嵐により船も沈没?とにかくコンテナは広い海に投げ出されてしまいます。
妊娠し身重な主人公、あてのない漂流、コンテナの閉塞感、少しづつ迫る浸水。
限られた空間で迫り来る危機等、サバイバルを描いたスリラー作品です。

この主人公は教師をやってたのかな?って感じなんですけどところどころヒステリックを起こして頭の悪い行動をしちゃうんですよね…

かと思えばかなり機転の効いたひらめきで苦難を乗り越えるので、なんでそんなことするん?って思うところもしばしば…
でも閉じ込められて助かるあてもないってなったらこうなっちゃうんだろうか。

この作品は場面がほぼコンテナ内になるので限られた空間でどれだけ事態を変化させていくのかっていうのが見どころになってくると思うんですよね。
そういう意味では最大の見せ場は出産シーンでしょうね。中々色々な意味でパンチの効いたシーンが多かったんじゃないかなと思います。

見応えは十分。そして愛とラスト手前では神秘と素晴らしい作品だったと思います。

色々リアルな分、逆にコンテナ内で排便はどうなったんだろうか…まぁまぁ綺麗な水環境だった気がしますが
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