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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版のhrmのレビュー・感想・評価

3.9
1992年公開、タランティーノの長編初監督作品。
撮影当時の彼は28歳。

ずいぶん前に一度観たきりで、内容に関する記憶はほとんどどこかへ行ってしまっていた。
スクリーンで改めて観ると、1stアルバム的な熱量も含みつつ、タランティーノ色は一作目から既に完成されていたのがよく解る。
使われている音楽も好みで、サントラやプレイリストを聴きたくなるものこの人の映画の特徴。
上映時間の100分がとても短く感じられました。
少し前に観た彼のドキュメンタリーでのエピソードを思い出したりもして、良い楽しみ方ができた気がします。

今は、レザボアからタランティーノドキュメンタリーのはしごもできるスケジュールになっている近所の劇場にきゅん。
監督作ではないけれど、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を見返したくなっている今。
そしてやっぱり、タランティーノと庵野秀明はなかよくなれる気がする。

10作品目の次回作を撮ったら監督業は辞めてしまうみたいだけど、映画の世界には居て欲しいなと、つい我儘な希望を抱いてしまうよ。
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