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仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキングのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.8
なんだかんだで仮面ライダーギーツの劇場版、ここまですべて映画館で観れている。

ギーツ、、、神になっている。
だから、人の世界には常にいるわけではなく、別の場所で人に寄り添い見守っているという少し別次元で達観しているスタンス。

今回は、そんな人の世界で、ジャマトが悪さをしなくなったはずの世界で、変異種のジャマトが出現する。

この出現と、変異種が起こしたある出来事が、“ゴッドジャマト”なる伝説級の圧倒的なジャマトを呼び覚まそうとする。

人間とジャマトの共存。
これ、555の時の人間とオルフェノクの関係にちょっと近い。

そんなことが成り立とうとした時、ギーツたちにとって最後にして最大の危険性が生まれる。

ジャマトが人と生きること。
まだまだ好奇や差別の目が無くなることはなく、異物としてその正体がバレることで身の危険に及ぶジャマトの悲しみが、生む“ゴッドジャマト”。

人とジャマトの争いは終えたはずなのに。
“神”となったギーツが、再び舞い降りる。

ギーツのこの“神”レベルの悟ってる目線、“キザ”みたいな領域をもはや突破しててカッコいいな。

他のライダーたちも彼が現れることで安心するし、ギーツも神であるが故に人間界で生きる他のライダー達の意思を尊重する関係性。

もはや、1人のライダーの領域を超えた存在と言えるギーツならではの筋書きの物語。

実はギーツはTVシリーズの方をあんまり観てないのだが、ギーツ以外の他のキャラの背景をもっと知っていればかなり楽しめたんじゃなかろうか。

特に“バッファ”。彼、そんな設定があったのか。
今回の話は彼が活きてて良い。かなり胸アツ。

そして、ギーツが何でもかんでも前に出てきて解決しちゃうわけではなく、支えようとする姿と関係性が、ギーツらしい。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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