ぼうず

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のぼうずのレビュー・感想・評価

3.8
原作未読。
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 』に関する情報が一切無い状態で前編である本作の良し悪しなどを決めるのはまず難しいのかなとは感じました。

それでも、初見なりに本作を観て感じて思った事を書かせて貰おうかなと思います。
まずは声優陣の凄さですかね..
豪華声優陣の中で主人公2人の声優を張っているのは、本職が声優ではない幾多りらさんとあのちゃん。
お2人とも凄くハマってて、とっても良かったですね。
諏訪部順一さん演じてるお兄さんが好きすぎてステッカー買っちゃいましたね(笑)

次に世界観ですね
僕はこの作品のSF✖️日常の世界観がとっても好きでした。
映画初めからすぐに現れためちゃでか宇宙船の迫力に圧倒されましたね。
しかしこの作品にはアクションシーンはないので、S Fの舞台を背景に少女達の日常が描かれていきます。
僕てっきりずっとゆるい日常が写しだされていくのかと思いきや、結構シリアスめな展開が進んでいって面食らいましたね...

意外と面白かったのは、一人一人のキャラクターの個性や思想が垣間見えるシーンですね。
卒業式のシーンで代表生のスピーチがやけに右的思想だったのに笑いましたね。

ストーリーに色々なメッセージ性がありそうだなと思いつつもストーリー展開についていききれないモヤモヤ感を感じる終わり方と、主人公門出の過去に対するやり切れない感じのモヤモヤ感からこの作品を満足に楽しめていないのかなと思いましたが、次回作の後編でスッキリした終わり方が出来ることを願って期待してます(笑)
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