たかちゃん

視界ゼロの脱出のたかちゃんのレビュー・感想・評価

視界ゼロの脱出(1963年製作の映画)
2.7
本郷のパイロットが、ポリオ・ワクチンを積んだセスナ機(?)で鹿児島に向う途中、天候観測所の通信をキャッチ、島に着陸する。観測所は偽札ギャングの一味が占拠していた。ギャングは脱出用の機を奪おうとするが、ナースの三条がワクチン(ドライアイスは2時間しか持たない)を届ける使命感から抵抗、しかし伝書バト、サメ撃退用拳銃など小道具は用意されても、脱出計画は次々と失敗、ギャングも逃亡するにはガソリンが不足しているので、ガソリンを運ぼうとするが、爆発。このようにお互いの計画は巧く運ばない。それは『新幹線大爆破』「スピード」に先んじており、評価したいが、大詰めはありきたりで、こうするしかないのは分かるが、村野鉄太郎にしては今一つの感がある。ところで、視界ゼロではないし、脱出したいのはギャングたちでは?
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