うちむら

雪山の絆のうちむらのネタバレレビュー・内容・結末

雪山の絆(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

1972年アンデス山脈に墜落した45人乗りの飛行機事故、生存者たちが72日間雪山でどのようにして生き延びたかの実話。雪山、自然の厳しさおそろしさ、太陽の偉大さと共に人間の生命への執着の強さをみた。

あのような状況でも、生存者たちの冷静さと助け合い精神が生きていることにまず驚く。多数が神学校の学生であること、信仰者であることが大きいよう。
生きるために禁忌を犯すか否かの選択、そしてその判断は正しかったのか?それはヌマがナレーションをしていることと、ヌマに「俺の神は君の神とは違う、友のために死んだ者の肉を切り取る友の手に宿る神~」と言う男の語りが全てだと思う。被害者遺族からしたら、これを受け入れられるかどうか?難しすぎる。

でも、ここで伝わってくるのは生き抜くことが何よりも大事だということ。
うちむら

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