なまくらウォッチメン

不意打ちのなまくらウォッチメンのレビュー・感想・評価

不意打ち(1964年製作の映画)
3.6
序盤のソリッドシチュエーションに至るまでの導入と、終盤の屋敷自体に親子の近親相姦的な隷属関係が見えてくる展開は面白かったが、婦人の状況に殆ど変化が無い中盤に停滞を感じてダメだった
婦人とジェームズ・カーンたち若者が相対するまでが異様に遅い
中盤を15分くらい刈り込めばもっとソリッドな不条理劇として仕上がったのにな、と思う
全体的に演技が大仰すぎるのと、中途半端にモノローグを差し込むのも良くなかった